年内入試が終わり、卒論シーズンが終わり、気がつけば新入生の入学準備が始まる季節になりました。
大学生ともなればパソコンは必須、なので「今のうちに家電量販店で買っておこうかな」とか「入学祝いに買って貰おうかな」って学生さんも多いかと思います。
でも家電量販店や通販で買う前に、まずは入学する大学や大学生協のホームページで「大学モデルパソコン」がないかどうかを確認しましょう!
(2019年3月1日追記:MicrosoftからSurface学生優待プログラムが発表されました(最大4万円のキャッシュバック)。そろそろ他のメーカー直販サイトでも学生向けの割引が発表される時期なので、それも合わせて検討したほうがお得です!)
「大学モデルパソコン」とは
その名前のとおり、大学が推奨するモデルのことです。
大学生協がお勧めする場合は「大学生協モデルパソコン」という名前になっていたり、「駒場モデルパソコン」といった感じでキャンパス名がついていたりもします。
大学や大学生協ごとに種類は様々ですが、共通するポイントとしては「4年保証」それも「物損まで含めた動産保証がつく」ところ。
前にも別の記事で書きましたが、普通に家電量販店で買ってついてくる保証や延長保証は「自然故障」にしか対応しません。「大学でパソコンに飲み物をこぼして電源が入らなくなった」「ラッシュに揉まれて液晶が割れた」といった「よくありがちな故障」は全部「自然故障の範囲外」で「自費修理」になってしまいます。修理料金はピンキリですが、NECのサイトをみると結構いいお値段であることがわかります(しかも落下・水漏れは追加料金あり)。
たまに「大学生協パソコンはサービス過剰!4年物損保証とかいらない!」とか書いてあるサイトを見かけますが、10万円を超えるパソコンを4年間使うつもりでいるのであれば、動産保険があるにこしたことはないです。逆に5万円くらいの安いパソコンを2年くらいで使い潰すつもりであれば、保険なんか付けなくていいと思います。(そういう考えの人は、そもそも生協でパソコン買わないとは思いますが・・・)。
どんなモデルがあるの?
ここについては本当に千差万別なので、自分が通う大学や大学生協から配られるはずのリーフレットを確認しましょう。
たとえば東京大学生協からは「駒場モデルパソコン」としてMacBookAirが販売されています。大学生協だと講習会とか無料点検とか代替機とかの貸し出しがあるんですよね。羨ましい・・・。
プリンタなしだと1万円引きですね。ちなみに必須アクセサリーにはバックアップ用HDD(1T)が含まれていて、なかなか安心感があります。さすが東大生協といったところでしょうか。
私学で購買部門が強いのは青山学院大学(青山学院購買会)ですが、残念ながら2月22日現在、まだ2019年度版の情報はありませんでした。
ここはPanasonicの大口顧客らしいので、たぶん2019年度もPanasonicのLet’s noteが推奨パソコンになるんじゃないかと思います。ちなみにLet’s noteに関しては販売部門の人が「保護者から『普通に家電量販店で買った方が安いじゃないか』ってクレームが来ないような価格帯に設定している」と言ってました。(つまり、それでも利益がでるような台数が売れるところじゃないと提供しない、と言うことなので、弊学は断られました・・・)
というわけで、Let’s noteが欲しい場合は大学推奨モデルで買いましょう。大学生協のない大学の場合はインターカレッジコープに入るのもお勧めです。
なお、弊学の大学推奨パソコンは富士通のUH75/C3。
価格.comだと15万ちょっとくらいの値段のスペックのモデル(1年メーカー保証)が、4年動産保証&4年間無償電話相談窓口サービスつきで1万円以上安いお値段で提供されています。4年動産保証、別につけると2万~3万くらいは追加でかかるので、結構お得なんですよね。
というわけで新年度にあわせてパソコンを買うのであれば、まずは「大学モデルパソコン」の資料を見てからでも遅くはないと思いますよ!
特にパソコンが苦手な女子大生であれば、大学モデルパソコンを最初の候補にいれたほうが安心です。
もしかしたらパソコンが得意な彼氏/彼女が「パソコン選んでやるから~」とか「設定してやるから~」とか言い出すかも知れませんが、痴情がもつれた場合に本当に大変なことになりますので、そういった申し出は全力で遠慮してくださいね・・・。
文系学部しかない女子大学の情報系部門に勤務しています。
学生さんからの相談をもとに、ノートパソコンの買い方、Officeのプラン、便利なサービス、女子大生向けのセキュリティ対策ポイントなど、いろいろまとめていきますので、参考にしてもらえるとうれしいです。
質問などあればこちらまでどうぞ。